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| <暖房機器の良し悪し>2008/02/20 |
今の日本ではいろいろな暖房機器が使用されていますが、どの暖房がお得なのでしょうか?
下記に示したものは単純な比較です。
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エアコン |
石油ファンヒーター |
蓄熱式暖房機 |
| 初期費用 |
120,000+工事費 |
20,000 |
230,000+工事費 |
| 暖房能力 |
3.2kW |
3.0kW |
3.0kW |
| 暖房方法 |
温風 |
温風 |
輻射 |
| 暖房開始時間 |
10分程度 |
2分程度 |
常に付いている |
| 出力 |
0.485kW |
0.313L/h |
6kW(200V) |
エネルギー
単価 |
20.15円(1kWh)
(通常電力) |
90円(1L) |
6.94円(1kWh)
(深夜電力) |
1時間当たり
使用コスト |
0.485×20.15
=9.77 |
0.313×90
=28.17 |
(6÷2)×6.94
=20.82 |
エネルギー
年間使用量 |
9,616円 |
27,719円 |
21,424円 |
| 1月 |
2,121円
(1日7時間使用) |
6,113円
(1日7時間使用) |
5,163円
(1日8時間使用) |
| 2月 |
1,915円
(1日7時間使用) |
5,521円
(1日7時間使用) |
4,372円
(1日7時間使用) |
| 3月 |
1,818円
(1日6時間使用) |
5,240円
(1日6時間使用) |
3,873円
(1日7時間使用) |
| 4月 |
733円
(1日2.5時間使用) |
2,113円
(1日2.5時間使用) |
1,562円
(1日2.5時間使用) |
| 5月 |
0 |
0 |
0 |
| 6月 |
0 |
0 |
0 |
| 7月 |
0 |
0 |
0 |
| 8月 |
0 |
0 |
0 |
| 9月 |
0 |
0 |
0 |
| 10月 |
0 |
0 |
0 |
| 11月 |
1,060円
(1日3.5時間使用) |
3,056円
(1日3.5時間使用) |
2,259円
(1日3.5時間使用) |
| 12月 |
1,969円
(1日6.5時間使用) |
5,676円
(1日6.5時間使用) |
4,195円
(1日6.5時間使用) |
エネルギーコストだけを見るとエアコンがとてもよく見えます。しかし機器自身の値段や暖房方法、用途などを考えると一概にエアコンがよいといえないでしょう。
例えば蓄熱式暖房機は1日中温かいのに対してエアコンは温かくなるまでに時間がかかります。石油ファンヒーターはその場で灯油を燃焼させるので、すぐに周りが温かくなります。
またエアコンは上部についていますので足元が寒く感じ、蓄熱式暖房機は輻射なので春先の日光を浴びているような温かさを感じ、ファンヒーターはヒーターの近くでは温かいのですが離れると寒いと感じます。
今回は3種類の暖房機器だけを単純に比較しましたが他にも床暖房や薪ストーブ、ペレットストーブ、パネルヒーターなどたくさんの種類があります。暖房機器にはそれぞれメリット・デメリットがあり、それを把握した上で自分の住んでいる地域・家・ライフスタイルにあった暖房機器を選ぶとよいでしょう。
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| <住まいの耐震性>2007/08/27 |
私は7月16日に起きた新潟県中越沖地震の被災地にボランティアスタッフとして2回行ってきました。
1回目は地震が起きてから4日目で水やガスがまだ復旧していない状態のときでした。崩壊した住宅の判定?がやっと始まった頃で、住民の方々は何から手を着ければよいのか、という状態だったのです。私はこのとき長野県で建設業を営んでいる方と共に今にも崩壊しそうな家を二次災害が起きないように、解体作業が始まるまで家が持つよう補強を中心にしていました。
2回目に行ったのは震災が起きてから1ヶ月が経ったときでした。このときは一見落ち着いてきているのかなあと、思ったのですがそれは表面上だけでした。被災地に住む人たちと話をしているとしみじみとそれが感じ取れました。2回目のときは引越のお手伝いや自分の家に戻っている方のニーズを聞くのを中心にしていました。
メディアに出てくる専門家の話で「瓦屋根が重いから地震に耐えることができなかった」とありますが、私が現地を見たかぎりそれは違うと思いました。壊れている家は基礎や地盤がしっかりしておらず、家の構造的バランスや強度が悪く、メンテナンスが行われていないのが原因です。瓦屋根で土壁だったからこそ70年家が保てたことをまったく理解していないようです。もしトタンの屋根だと潮風が強い柏崎の海沿いでは20年いや10年ともたなかったかもしれません。崩壊している家は柱の太さが細く、開口部や壁の位置のバランスがよくない家が多かったのです。
家はまずそこに暮らす家族を災害から守り、そして心地よく暮らせてこそと思います。
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| <夏を涼しく暮らす>2007/06/19 |
富山の夏日は、年間100日間もあるし(真夏日は43日)、年間降雨量は2500ミリと多いのです。緯度はイタリアのシチリア島と同じぐらいで、世界の主要都市のズ〜と南方に位置しています。
富山では厳寒の日は年に3週間ぐらいあります。恫喝商法まがいのコピーで高気密高断熱住宅会社は住宅販売を行う。2ヶ月の暑さや寒さの解消が、残りの305日に害を与えるのに。
温度・輻射熱について
夏室内の気温は31度あります。縁側は35度。デッキは41度あります。デッキ部が輻射熱の影響を受けているのです。輻射熱を緩和しているのが縁側です。最近の庇や軒の出の無い洋風住宅は、この輻射熱の41度を直接家の中にいれていることになります。気密が良くても窓ガラスから日差しが入ってくるので、エアコンは必需品となってしまう。輻射熱の影響を受けないためには、軒の出と縁側で、1.8メートルは欲しいです。昔の日本家屋ぐらいに。
潜熱について
夜気温は下がっているのに、寝苦しいのは潜熱です。詳しく言えば壁・床の輻射熱。除去するには、風通しで、壁や床の温度を冷ますのが良いのです。全面網戸は効果的です。網戸に格子を付ければ、夜、安心して開け放しができます。
風について
富山県は北に海があります。夏は陸地が温められるので、北から風が吹きます。これを陸風といいます。北から風を取り入れたいので、窓の位置を低くして輻射熱の影響を少なくします。当然出口を考えないと風は入りません。建物の南の地面より、北の地面が低温です。その温度差で、空気が動き、無風状態でも、家の中で風が起きます。その風の通り道を確保するためには、格子戸や夏障子をつけると良いのです。
湿度について
「ナイロンの肌着と木綿の肌着を着れば、どちらが爽やかですか」と聞かれたら、全員木綿の肌着と答えるでしょう。最近の住宅は結露防止対策?で、部屋壁内にビニールを貼ります。まるでナイロンの肌着を着ているようなものです。木の板を貼った家と、ビニール目貼りの家を比較するために、内装に木で仕上げた室と、ビニールクロスを貼った室に、加湿器を入れて比較してみました。木で仕上げた室の方が、ビニールで仕上げた室より湿度は15%低くなりました。
この木綿の肌着や木の仕上げと同等の建築内装材は、珪藻土・漆喰・板壁・三和土・炭などです。
感覚以外の五感
四季を体験することができる我々日本人は、視覚や聴覚でも自然を感じています。すだれを見たら涼しく感じて、風鈴の音や鈴虫の音で涼を感じます。気分で、体感温度を1〜2度低く感じことができます。
エネルギーゼロの清涼感覚を皆さんも利用しましょう。
緑について
地面の照り返しがあっても、緑の表面温度は32度を超えません。北から風が来れば、北方向の樹木を抜けた風は、気温が32度以下に落ちます。
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| <HPを移転しました>2007/06/07 |
私は木造建築に関しては得意ですが、ホームページの作り方については素人同様なのでここまで作るのには大変苦労しました。
木造建築を理解していただくように、これからもこまめに建築閑話更新していこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
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| <いい家>2007/04/20 |
外断熱にすれば、いい家という内容の本や住宅会社があるが、 一つの要素を良くしたって、いい家になるはずが無い。どうすればいい家になるのだろうか。
・自分に合った家(大きさ、間取り、断熱性、自然素材など)にする。
・地域に合った家にする。
・気候に合った家(日本はアメリカと同じくらい縦に長い国である。その地域にあった降雪量、風向きを考慮する)にする。
項目が多ければ多いほど種類が増える。種類が増えて高くなったらいい家にはならない。
1品生産だからといって高くならないものが良い。「職人がつくる木の家」がそうだ。
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裁判になったら、弁護士に相談する。 病気になったら、医者に相談する。 家づくりとなると、昨日までガソリンスタンドで働いていた住宅会社の営業マンに相談する。そんなに、日本には大工や設計者が少ないのだろうか・・・
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| <木造住宅の構造計算>2007/03/11 |
現在の木造建築の99%は、「壁量計算」という方法で行われている。 家の延べ面積と壁面積に、ある係数を掛けて耐力壁量を決める。
積雪量や地盤の強さや風の当たり具合の違いは、全く考慮しない。 非常に簡単な計算法である。
この略式を考えた人はすごいと思う。 裏を返せば、日本の建築士は馬鹿だから、これくらい簡単にしないと理解出来ないだろうという位置付けである。
筋交いと合板の耐力壁だけが、地震と台風に対抗する要素であり、柱の太さは関係が無い。構造計算とは言えないほど簡単である。
あまりにも簡単なので、H12年に1460号なる補足基準を国は追加した。 計算が出来ない人は、平屋であろうと、重い屋根であろうと、ホールダウン金物や山形プレート金物を付けよという内容だ。
2次計算をすれば、長ほぞ込み栓で十分になり、金物は一切不要になることもある。
金物をいっぱい付けたから地震や台風に強いのではない。 柱に引っぱりが起こるか起こらないか分からないので、全部の箇所に付けさせるのだ。 いつ風邪を引くか分からないからといって、毎日風邪薬を飲むのと同じである。 薬には副作用が発生する。金物もそうである。
壁量計算は、筋交いと合板壁だけが計算要素なので、筋交いをたくさん入れれば強い家となる。
筋交いは1本1200円程度なので、2万円分の筋交いを追加すれば、計算上は安全率が上がる。
「阪神淡路地震が来てもびくともしない家」と表現するメーカーが多い。筋交いは残るが、他が壊れる。
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| <吹付け断熱材の恐怖>2007/02/27 |
工務店やハウスメーカーでは、高気密高断熱の家がよく建てられている。 高気密高断熱にする為に吹付け断熱材を使用している。
(トタン屋根の場合も時々使用されている)
この吹付け断熱材は吹付けるときにフロンガスが発生している。 値段が安い為に使用されている。
フロンガスはオゾン層の破壊という環境破壊となることは子供でもわかっている。 しかしそのフロンガスが建築現場で今でも使用されていることはあまり知られていない。(建築関係者でも)
吹付け断熱材を使用しなくても断熱性能を良くする方法はいくらでもある。 気密性を上げるためだけでフロンガスをだすのはやめてほしいものだ。未来の子供たちのために。 |
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